2019年度おゆうぎ会

2019年12月27日

12月21日(土)に豊洲シビックセンター レクホールにて、おゆうぎ会を行いました。
欠席がいなく、全員参加となったことが何よりも嬉しいです。
近隣の小学校や幼稚園ではインフルエンザでの学級閉鎖が出る中、ちあきっずは未だ一人もいないのです。素晴らしい!!

 

プレプレクラス

プレプレクラスのお友達が、お名前のお返事と、大きな栗の木の下での歌とミッキーマウス体操を披露しました。
プレプレクラスはリハーサルもなく、ぶっつけ本番!
お客さんが沢山いる舞台に上がるだけでも、大変な事です。
泣いてしまった子、棒立ちになってしまった子、意外と本番に強かった子などいろいろでしたが、この経験が来年以降の本番の舞台に生きてくると思います。
昨年プレプレクラスで泣いていた子が、今年の舞台で頑張った姿には、どうなるか心配していたのもあり、感動してウルウルきてしまいましたので、成長を感じる起点として、未来につながる思い出となれば幸いです。

海賊体操(ダンス)

これまでは、立ち位置にスタンバイしたところで明かりがパッと付き踊り始める構成だったのですが、今年は暗い中で立ち位置に移動するという演出でした。
無事立ち位置に行けるのかハラハラして見守りました。
ちょっと迷ってしまった子もいましたが、初めての会場で、リハーサルは1回だけという状況の中で、無事並べた方が驚きだなぁと思います。
今年度生は月齢の平均や、体格なども小さい子が多く、頼りなく思うことも多かったのですが、ちあきっずの教室での練習とは大きく勝手が違う中、海賊らしくキリッとした姿で立つ姿に、とても頼もしい一面を知る事ができました。

ジャンボリミッキー(ダンス)

次のダンスは3チームに分かれての登場です。
これは少しでもそれぞれの園児の姿が良く見えるようにと、保護者目線にたっての私のリクエストなので、ダンスをしながら入退場があるという、3歳児にとってはとてもハードルの高い事を指導してもらうことになり、先生泣かせの演目だと思います。
エンドレスに頭の中でメロディがなってしまうような楽しい曲なので、子どもたちもいつもニコニコ踊っていました。
手足をパタパタ動かす振り付けの部分はコミカルで面白いので、あえて揃っていなくても可愛いからと、指をさしたりする振り付けの要所要所を揃え、メリハリがつくように練習してきました。
練習中も思わず笑みがこぼれてしまうくらい可愛らしく、今年度生らしさが良く出る、あすみ先生の良い選曲だったと思います。

小さな世界(合奏)

ディズニーランドの『イッツアスモールワールドだ!』と知っていながらも、口ずさむほどではないという、絶妙な距離感の曲だったからか、歌ってしまう子がいなくリズムに集中できたようで、『トン・トン・トントントン・』とカスタネットがとても上手に出来ました。
リズムを覚えるために手遊びをした当初から、リズム感がいいかもしれないと感じていましたが、舞台袖で聞いていても、しっかりリズムを刻むことができて、年少さんとは思えない立派な合奏だったと思います。
最初に全員でカスタネットを練習し、その後、鈴やトライアングルを加えていったので、どうしても後から出てくるものの方が目新しく、そっちがやりたいと思う子が多かった思いますが、『カスタネットが本当に本当~に上手だから、カスタネットをお願いね』という子が何人もいました。
リズム感だけではなく、自分は叩かないお休みのところを守る事ができたのも、指揮者の先生を良く見て頑張ったからです。

くれよんのくろくん(劇)

くれよん制作の『スクラッチ』を題材にした絵本からの劇。
ストーリーをわかってもらうために、実際にスクラッチを体験(Twitterに記事あり)して挑みました。

劇の練習は出番以外を待っていなくてはならなかったり、セリフを覚え声を揃えなくてはならなかったりと、みんなの気持ちを揃えるという点では、とても意義のあることだと思うのですが、昨今の自由教育だと型にはめていると言われてしまうのでしょうか・・・?
自分だけセリフを早く言ってしまっては揃わないということなども、体感しながら自然と身についていく良い機会だと思います。
最初はもじもじしていたけれど、だんだん大きな声でセリフをいえるようになった子もいました。
自分の出番は生き生きしているけれど、それ以外の時間はふざけてしまうという子もいましたが、だんだん劇が仕上がるにつれて、劇の流れを理解し、舞台袖で言うみんなでのセリフに備えられる子も増えました。
5日前の練習では、セリフが全然出てこないグループもあったりしたくらいなのですが、本番では息を合わせて満点の出来だったと思います。
本番に強い子たちが多い学年なのでしょうか??本当に頑張ってくれました。
純粋に、この年齢の子たちだからこそ何をやっても可愛く、1年後にはちょっと大人びた様子も出てくるとおもいます。
そんな貴重な『今』を形に残せるおゆうぎ会は、園児たちも職員も大変ではあるのですが、重要な行事だとしみじみ思います。