どんな方のご利用が多いのか

見学にお越しになった方や、子育て世代の方とお話する機会の中で、『幼稚園より前から通わせる意味はあるのか?』や『3歳までは母親と過ごすべきではないのか?』などの疑問をお持ちの方が多いと感じるため、ちあきっずに通ってくださっている方のケースをいくつか挙げてみたいと思います。

『下に赤ちゃんが生まれたばかりで、公園や児童館などに思うように連れていってあげられない』
赤ちゃんにかかりきりになってしまうのは仕方がない事ですが、お家にばかりいるようになってしまい、体力が有り余っている。
今までお母さんの愛情を独り占めしていた第一子のお子さんに、寂しい思いをさせているのではとの思いから、ちあきっずで楽しい時間を過ごして欲しいと考えている。

『上のきょうだいのお友だちとばかり遊ぶことになってしまっている』
上のごきょうだいを中心の交友関係になってしまうため、同学年のお友だちがいない方も多いです。
また、そのような場合ですと、年上のみんなに優しくばかりされて過ごしているため、我儘が通ってしまっているのを気にされている保護者の方も大変多いです。

『親に注意されると癇癪を起してしまうので、なかなかルールを伝える事が出来ない』
公園で滑り台の順番を守れなかったり、おもちゃを奪い取ってしまったりするのを、何とかしたいと思っても、親に注意されると全否定された気持ちになってしまい、悔しいやら悲しいやらで泣き叫んでしまう子も多いです。泣いて興奮している状態では、何が原因で泣く羽目になたのかもわからなくなってしまうもの。こうなってしまうと、ルールなんて伝わりません。
説明会や面談時のお家の方の前での様子に、やんちゃそうだな、癇癪を起しそうだな、と感じるお子さんもいるのですが、親以外の大人の話は意外と耳に届くようで、たまにスーパーなどでみかける「お菓子買ってーー!!」とひっくり返って泣き叫ぶみたいな事にはそうそうなりません。数回はジタバタしてみても、この先生には効果ないな…とわかると、気持ちの切り替えがどんどん早くなります。
みんなと心地よく遊ぶためのルールを無理なく学べるのは、集団生活の最大の利点です。

『いわゆる英才教育をしたいわけではない』
早期教育の重要性は感じているけれど、英才教育を目指しているわけではなく、のびのび健やかに育って欲しいという願いで、ちあきっずを選んでいただいたという方も多いです。フラッシュカードや暗記する事などより、遊びの中でどうやったらゲームに勝てるのか?などを考える子になって欲しいと工夫しています。
また、英語教育より日本語を大切にしたいという考えで、母国語で自分の気持ちをより深く伝える事が出来るようになる事を、心の教育や、知育に求めていらっしゃる方が大変多いです。ちあきっずでは前に出て発言する機会も多く、みんなの前で発表したい気持ちでいっぱいな子ばかりで、幼稚園入園時に自信を持つことが出来ているというのは、大きなアドバンテージとなります。

幼児期の生活に親の愛情が一番大切なのはいうまでもなく、おうちの方が躾も頑張っているお子さんが早くから身の回りの事が出来る子になっているのはもちろんなのですが、親が教えてあげる事が出来ないのが、お友だちとの人間関係です。おもちゃを貸してあげないと、いっしょに遊んでくれなくなるんだな…とか、独り占めして遊んでいても楽しくないんだな…、優しくするのっていい気分だなとだんだん気が付いていける機会と経験が大切です。
小さいうちは、保育園に通っている子の方が達者だともよく言われますが、集団生活も経験しつつ、帰宅時間が12時から14時ですので、保護者の方と過ごす時間もたっぷりある『プレ幼稚園』に通うという生活スタイルが、もっと身近なものになっていって欲しいと願っています。