まだオムツなんです…というお問い合わせ

2014年3月1日

「まだオムツがとれていないのですが、面接で落とされるのでしょうか?」
というお問い合わせも多いです。
チラシでは「オムツがとれていない子も大丈夫です」と伝えたかったのですが
それでも、本当に大丈夫なのかな?と思ってしまうのがオムツ問題ですよね。
我が家もトイレトレーニングは思うように進まなかったので
お気持ちがよーーーーくわかります。
入園準備の資料を作る際、参考に数園の資料を見せていただいたのですが
「トイレ」と「着替え」はなるべく出来るようにして来て下さい。
というのが当たり前に書いてあって、
「なるべく」と言われても、これは相当なプレッシャーになると感じました。
確かに、お預かりする側としては、トイレが出来ないのは手間がかかります。
大規模な幼稚園で、おもらしをする子が大勢いるのは大混乱でしょう。
ですが、トイレトレーニングは個人差が大きいので
同じ指導をしたって、同じ結果にはならないと思います。
子供は大人ほど神経の伝達が発達していないので
オシッコが出そうという感覚を、なかなかわからない子だっているはずです。
それを入園に向けて、親子で怒ったり、泣いたりしながらトレーニング
する必要があるのでしょうか?

息子はつい最近、「オムツばいばい」(本人談)となりました。
11月の幼稚園受験に向けて、我が家もかなり努力はしたのですが
なかなか思うようにはいかず、本人がオムツの方がいいと
布パンツを履いてくれなくなり、冬だしあきらめていました。
きっかけは同じ5月生まれのお友達が遊びに来たときに
たまたまお漏らしをしてしまい、着替える姿を見たことでした。
お友達が布のパンツを履く姿を見た事がきっかけだったのか、
自分よりしっかりしているお友達が失敗することもあるという
のを知ったのがやる気になったのか、
翌日から自分も「おにいちゃんパンツ」が履きたいと言い出し
2日間は日に5〜6回失敗し、乾燥機がフル稼働でしたが
3日目からはあまり失敗しなくなり、
一週間後には一日に1回程度の失敗になりました。
3週間でほぼ完璧に。
夏にあれだけ苦労したのが馬鹿らしくなるほど
すんなりオムツ卒業となりました。

きっかけとやる気が本人に芽生えてからが一番です。
園に通い、お友達がトイレに行く姿を見れば、
家で親子で悶々としながらのトイレトレーニングより
ずっと自然に習得できるのではないでしょうか。
ちあきっずでは、入園時に先生と面談していただき、
現在のトイレの様子を確認し、
トイレを促す声かけをしたり、帰りに本日の様子をお伝えしたりと
ご家庭と連携していきたいと考えています。
ほぼトイレで出来るようになるまでは、堂々とオムツでお越し下さい。
一緒に頑張りましょう。