お問い合わせで「幼児教室ですか?」と何度か聞かれました。
幼児教室というと「学習」や「お稽古」というイメージなので
それとはちょっと違うかな・・・?という風に思っています。
あくまでも「幼稚園の年少組」を目指しているので
社会性を持ち始めた子供達が、
子供同士でのコミュニケーションを体得していく場にしたいのです。
勉強は親でも教えることができますが、
同年代の友達とのやり取りをどうしていけばいいのかは、
多くの友達と接して、自分で学んでいくしかないと思うのです。
2年保育が当たり前の時代なら、近所に遊びに行けば
同い年のお友達も来ていて、一緒に過ごす事が出来ましたが
3年保育に通う子も多い現状ですと、公園に行っても
同い年の子はいなかったという事にもなりますし
頻繁に同じ顔ぶれで遊ぶという事もなかなか出来ないでしょう。
また、親が見守るなかで遊ぶのでは、
おもちゃの取り合いでも助けは入りますし、
子供同士で解決していく練習にはなりません。
先生が公平な目で見守る中、自由に遊ぶ時間を持てる事が
この時期の子供の成長には、とても有意義なことなのではないでしょうか。
怖くなってしまいますが、5、6歳になると早くもイジメ的な事も
あるという事なので、イジメない子に育てるのはもちろんですが
嫌われない処世術というのも、小さいうちから集団で遊ぶ事で
学んでいけるのかな、などとも思っております。
「幼児教室」として何かを教え込む事を主にしたのではないので
あえて人数に対しての敷地面積であったり、
トイレや洗面台の設置方法や避難訓練などに決まりがあり
都による定期査察も入る「認可外保育施設」としての運営を選びました。
また、人間関係を築いていくためにも、
不特定多数の子が出入りする託児所でもありません。
ちあきっずで初めての親友を作ってくれたら
こんなに嬉しいことはありません。