幼児教室とはちょっと違います

2014年3月27日

お問い合わせで「幼児教室ですか?」と何度か聞かれました。
幼児教室というと「学習」や「お稽古」というイメージなので
それとはちょっと違うかな・・・?という風に思っています。
あくまでも「幼稚園の年少組」を目指しているので
社会性を持ち始めた子供達が、
子供同士でのコミュニケーションを体得していく場にしたいのです。
勉強は親でも教えることができますが、
同年代の友達とのやり取りをどうしていけばいいのかは、
多くの友達と接して、自分で学んでいくしかないと思うのです。
2年保育が当たり前の時代なら、近所に遊びに行けば
同い年のお友達も来ていて、一緒に過ごす事が出来ましたが
3年保育に通う子も多い現状ですと、公園に行っても
同い年の子はいなかったという事にもなりますし
頻繁に同じ顔ぶれで遊ぶという事もなかなか出来ないでしょう。
また、親が見守るなかで遊ぶのでは、
おもちゃの取り合いでも助けは入りますし、
子供同士で解決していく練習にはなりません。
先生が公平な目で見守る中、自由に遊ぶ時間を持てる事が
この時期の子供の成長には、とても有意義なことなのではないでしょうか。
怖くなってしまいますが、5、6歳になると早くもイジメ的な事も
あるという事なので、イジメない子に育てるのはもちろんですが
嫌われない処世術というのも、小さいうちから集団で遊ぶ事で
学んでいけるのかな、などとも思っております。

「幼児教室」として何かを教え込む事を主にしたのではないので
あえて人数に対しての敷地面積であったり、
トイレや洗面台の設置方法や避難訓練などに決まりがあり
都による定期査察も入る「認可外保育施設」としての運営を選びました。
また、人間関係を築いていくためにも、
不特定多数の子が出入りする託児所でもありません。
ちあきっずで初めての親友を作ってくれたら
こんなに嬉しいことはありません。